減価償却
減価償却とは事業で使う10万以上の資産(車、設備など)で一定のルールのもと決められた期間で経費化していくことを言います。
お金を払ったのに何故一度で経費にできないの?と疑問に思うところですがその資産が売り上げに貢献していくのは購入した年度だけではなくその後も使います。という意味で年数かけて経費化することになります。
耐用年数
このため税務で決められた耐用年数に沿って経費化していくことを減価償却と言います。
償却方法
減価償却の計算方法はいくつかありますが、選択の届け出をしないと経営形態が個人事業の場合は定額法、法人事業の場合は定率法となります。
定額法とは毎期同額が経費化されていくという考え方です。定率法は購入時に多く経費化すべきでだんだん少なくなる。という考えから計算方法が作られています。
ただし、建物、建物付属設備は定額法のみで他は選べません。
注意点
減価償却できるタイミングは購入し、使えるようになった状態からです。
契約はしてまだモノは届いていない。モノは届いているけど開けて使っていない。などの場合は経費化できませんのでご注意ください。