収益を繰り延べる際、前受収益という勘定を使います。
前受収益とは既に受け取ったが、当期の収益にできないお金のことです。
具体的には、先払い契約の家賃を受け取った場合です。
決算に際して、当期中に受け取った来期分の家賃は、現金を受け取っているものの、来期分の家賃であるため、当期の家賃として計上することはできません。
そこで、来期分の家賃について「前受収益」という勘定に計上することになります。
以下の仕訳のようになります。
(当期末)現金100,000/前受収益100,000
そして、翌期に振り返る仕訳をします。
以下の仕訳のようになります。
(翌期首)前受収益100,000/家賃収入100,000
これで、翌期の収益として家賃を計上することができます。
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