経理担当者として確認項目
経理担当者で前任者から引き継いだ場合、起こりやすいミスがあります。
それは、「前任者があの人だから大丈夫」「前任者がこのように処理していたので同じように行いました。」というケースです。
身近なところでは保険料の扱いなどがいい例です。
保険は、契約している商品によって経理処理の仕方は違うことがあるので、よく確認して進める必要があります。
契約している保険証券をよく見ると、全額「保険料」として計上するのではなく、
50%が「保険料」として経費、50%が「保険積立金」として資産として経理処理が必要な商品の場合があります。
もちろん、商品によって違いはあり、「保険料」の全額が経費となるものもあります。
このようなケースを自分で確認せず、前任者が行った処理のまま・・・意外と多い事例です。
前任者がやっていたから、といってそのまま同じことをするのではなく、
その内容を自分の目でしっかり再確認することが大切です。
税務調査で指摘されて経費にしていた部分が認められない。ということのないようにしていきましょう!!